どちらがお得かとは言えない
車の給油は、走る分だけを入れるか、満タンにして入れるか、どちらがお得か考える人もいるでしょう。
結論から言うと、どちらがお得かとは一概にいうことは出来ません。
たとえば1回だけ乗って走るならば、もちろん必要量だけ給油する方がお得です。
しかし、車はほとんどの人が購入して自分の車として、通勤や通学、買い物や休みの日の移動に使います。
このために、どちらの方法で給油した方がお得かは、断言することは出来ません。
全体的な傾向を見ると、約6割の方が満タンにすると言い、この傾向は若い人ほど少なく、高齢者になるほど、満タンにする人は多くなります。
・軽いと燃費が良い
ただ車は重量が軽いほど燃費が良く、たとえばF1では給油量を燃費ギリギリにして、スピードを稼ぐという戦略もあります。
このために、一般車でもたとえば30L給油すると、そのガソリンの重さは約22kgとなり、セダンや4WDだとタンク容量は100L以上となり、満タンではガソリンの重さは70kgほどになります。
これは大人一人を乗せているのと同じぐらいであり、満タン給油する状態は、車の燃費にとっては良くないと言えます。
昔から必要なだけ給油した方が良いという声もありますが、F1ほど空力などの影響の少ない一般車は、目に見えるほど燃費に反映されるかはわかりません。
満タン給油すると、遠くまで走るときにガソリンの心配をしないで済む、給油の手間が省けるということもあます。
そのためにい日本では、車のオーナーの約6割が、満タン分給油することが多いと言います。
緊急時に対する供え
満タン分給油するというのは、緊急時に供えるという意味もあるかもしれません。
日本では大地震が起こることも多く、一度被害が発生すると復旧までには時間がかかり、ガソリンも現地まで届かないこともあります。
また地震後は、ガソリンスタンドに車の長蛇の列が出来るということもあり、普段から走る分のみ給油すると、このような場合にガソリンに困り、また給油するにも長時間をかけないとなりません。
日頃から万が一の時に供えるという意味でも、満タンにするのは意味があります。
最近ではハイブリット車で、モーターのみで走り、ガソリンは発電機を回すためだけに使うという車種もあります。
このようなガソリン発電を行なうような車種では、日頃から満タンにしておく意味合いは大きいと言えます。
また満タンにせずに、タンク内に空気の入るスペースを作っておくと、結露などによって、ガソリンに水分が混ざり良くないという話もあります。
ただ今後は、車の開発が進み、燃料自動車や電気自動車の登場によって、満タンに関する考えも変化するかも知れません。