軽自動車には「NA(自然吸気)エンジン」と「ターボエンジン」がグレード別に用意されているモデルがあり、価格差があって悩む人は多いと思います。
NAとターボにはそれぞれ違った特性があるので、メリット・デメリットを見て自分の使い方にあわせて選ぶとよいでしょう。
NAとターボの違いとは
NAとターボの違いですが、空気を取り入れるためのチャージャー、過給機が搭載されたエンジンとそうでないエンジンのことを指します。
NAとはノーマルアスピレーションの略で自然吸気エンジンの総称です。ターボはNAに排気ガスを利用したターボユニット(過給機)を追加したエンジンです。
エンジンは、燃料をエンジン内部で燃焼させてエネルギーを発生させるため空気は必要不可欠。
多くの空気を取り込むことで、大きな出力を獲得できるのですが、排気量を増やさなければなりません。
軽自動車には650ccという排気制限があるため、排気量をこれ以上増やすことができないのです。
そこで、過給機を使用することで、排気量をあげることなくパワーを上げることが可能になりました。
ターボ車のメリット・デメリット
ターボエンジンを搭載したターボ車のメリットは高出力・高トルクが挙げられ、銅排気量のモデルで比較すると、NAよりターボ車のほうがより高い出力が得られます。
ただし、エンジンに送り込む空気が増え、燃料がより多く必要になるため、NAと比較した場合、燃費が悪くなる傾向にあります。
メリットを体感するにはエンジンを高回転させ高負荷の状態にしなければなりません。すべての道路でそういった走り方は難しいでしょう。
また、価格についてはNA車とターボ車は20万円ほどの価格差があります。
しかし最近は環境問題の配慮から、エンジンの排気量を小さくして小型タービンを搭載することで、中低域を中心にアクセスの踏み込み量が減りエコにつながるという発想のダウンサイジングターボを採用しています。
NAが向いている人・ターボが向いている人
エンジンの特性を考慮するとNA車は、
・普段の乗車人数は1~2人程度
・行動範囲は平地が多い
・高速道路はあまり使わない
など、日常使いに適しています。
一方、ターボ車は、
・4人乗車の機会が多い
・行動範囲は坂道が多い
・よく高速道路を使う
といった、パワーを使う場面が多い方に向いています。
NA車とターボ車で迷った場合、自分のライフプランと車の使用状況にあわせて見極めることが大事です。